特商法の歴史
- 2021.05.28
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時代に合わせて様々な法律には真価があります。
特に、会社法や商法を始めとした法律、さらには消費者を保護する法律についてはビジネスがどんどん変わっていくと言うこともあり他の法律よりも変化が多いのが実態です。
そして、消費者保護の観点から消費者庁が中心となって設立された法律が特商法になります。バブル時代に訪問販売、電話勧誘、押し売りといった弱者がどうしても詐欺の被害に遭ってしまうようなビジネスが横行してしまう時代がありました。
このようなリスクを少しでも避けるために作られたのが特商法になります。
しかしながら、この法律も時代とともにどんどん変化を遂げつつあります。
なんといっても消費者が関連するビジネスについても対面式からインターネットを開始、顔を合わせないビジネスが増えてきているからです。
実際に、数十年前の法律で消費者を保護できないまたは詐欺にあった場合にトラブルが避けることができないといった実例も増える一方です。
そこで、悪意がある、悪意がないといった観点からではなく、消費者を保護すると言う観点でインターネットビジネスにおいても消費者を守るルールがどんどん増えてきています。
逆に悪意がない事業者についてもホームページでルールを守っていることをきちんと表記した上で消費者と向かい合うことができる、これが今のビジネスのあり方だとされています。様々な業界でインフォームドが重要になっていますが同じことだと考えても良いでしょう。
では、消費者側がどのようなポイントを注目してビジネスに取り組めば良いのか、ここには消費者庁のホームページ経由で様々な情報が記されています。
もちろんのことながら詐欺に合わないためのリスクヘッジと考えれば良いでしょう。
それだけではなく不良品や実際の表記と違った場合にトラブルをどのように避けるか、連絡先はきちんとあるかといったところが取引の前に確認すべき第一のポイントになっています。
スマートフォンで簡単に取引ができるような状況になっていますので、特に高齢者等インターネットビジネスについてあまり知識がない方々でもわかりやすく事前に確認することができる内容となっています。
だからこそ、信頼できるようなプラットフォーム事業者経由ではないインターネットビジネスを特に個人などと行う場合には実際に消費者庁が定めるルールに基づいてビジネスを展開しているかどうかを事前にチェックの上スタートすべきだと思います。
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